米国の格安オンライン証券会社であるSogoInvest証券に口座を開設しました。
今回の記事では、SogoInvest証券の概要を説明したいと思います。
#検索エンジンでいろいろ検索してみましたが、
#日本語の情報は見つかりませんでした。
#ネット上のオープンな場でSogoInvest証券が
#紹介されるのは、おそらく初めてだと思います。
結論から書きます。
日本人が海外口座を使用して米国ETFに投資する場合、現時点でSogoInvest証券が最良の選択肢だと思います!
最近はFirstradeやInteractiveBrokersが日本人に人気があるようですが(実際、僕も両社に口座を開設しました)、僕の感触ではSogoInvest証券は両社のさらに上をいくと思っています。
■SogoInvest証券について
2006年7月に開業した、比較的新しい証券会社です。親会社はGenesis Securities LLCです。格安手数料とユニークな自動積立取引で、主に投資初心者やインデックス投資家などから人気を集めているようです。
■取扱い商品
○株式(ETFを含む)
×(ミューチャルファンド、債券、オプション等は現在取り扱っていません)
■自動積立取引
通常のリアルタイム取引のほか、SogoInvest証券会社の特徴として、月毎/週毎/日毎に、金額を指定して株式を購入することができます。(株数が小数になります)
カンタンにいうと、ドルコスト平均法を使ってETFを購入できるということになります。同様な自動積立取引が可能な証券会社としてShareBuilderがありますが、SogoInvest証券はShareBuilderよりも高機能で、手数料はShareBuilderよりも安くなっています。
■手数料体系
<プラチナ・プラン> 月額 $15
リアルタイム取引 $1.5/取引
自動積立取引 月15回まで無料、以降は$1/取引
<ゴールド・プラン> 月額 $10
リアルタイム取引 $2/取引
自動積立取引 月5回まで無料、以降は$2/取引
<ブロンズ・プラン> 月額の費用は発生しない
リアルタイム取引 $3/取引
自動積立取引 $3/取引
・リアルタイム株価ツール 無料
・年間口座管理料 なし
・ミニマムフィー なし (口座開設に最低預入額はありません)
(2007.06.26追記 ミニマム$500に変更になった模様です)
・インアクティブフィー なし
・オンラインならステートメント無料
・ACHの入出金は無料
■その他
現在、口座開設後90日間は手数料$1でトレードできるキャンペーン中です。
長くなりましたので、今回はこのへんで。
次回は口座開設の手続きと、実際の使い勝手などを記事にしたいと思います。
(銀行から資金移動して、実際にETFを購入してから記事を書こうと思いますので、更新は1週間後くらいになると思います)
【ご注意】
・この記事の内容は2007/2/25時点の僕のSogoInvest証券口座開設体験に基づいた記事であり、読者の方にSogoInvest証券や海外口座開設を推奨するものではありません。当然ながら、発生するリスクは全て個人が負うことになります。また、記事の内容が最新ではない可能性や、間違いがある可能性もあります。実際に口座を開設される前に必ずSogoInvest社のホームページで最新情報をご確認ください。
・とくに、日本人の口座開設者が少ない(≒ネット上に日本語の情報が少ない)証券会社については、トラブル時の対応はもちろん、通常の情報収集も英語で行う必要があります。少なくとも、「自分は海外口座については初心者だ」と思われる方は、他のメジャーな証券会社を選択したほうが無難だと思います。
・海外口座で発生した利益に対しては日本国内で納税する義務が発生します(詳細は税理士に相談してください)。とくに給与所得者にとっては、海外口座を使うよりも国内の証券会社で海外ETFを購入するほうが、(確定申告のコスト・手間を考えると)経済合理性が高い結果になると思います。
・英語の表記を日本語に翻訳するときに、日本人にイメージが伝わりやすいように、一部は原語のニュアンスと異なる単語を使いました。(例 GoldPackage →ゴールド・プラン)
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